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46件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1949-07-29 第5回国会 衆議院 農林委員会 第39号

たとえば現在一般消費者におきましては米が六〇%、麦が四〇%になつておるのに対しまして、轉落農家は、米がわずかに一五%、麦が八五%である。こういうことではどうしても轉落農家は一日の生活ができないと存じますが、この点につきましてよほどはつきり考えてもらわないと困るのであります。私の縣の例によりますと、こういう点があります。麦を十二貫供出いたしまして、そのかわりに米を二斗七升一合の配給を受けておる。

渕通義

1949-06-30 第5回国会 衆議院 考査特別委員会 第14号

敞田證人 そういう例は、私ここに轉落農家でない人を五人だけあげてみました。たとえば橋本すずとかいう人は代人が二名おります。その実耕作数が六百五十六歩、収穫量は四石丸斗二升、保有量が三石六升七合、残高が一石二斗五升残らなければならないのですが、轉落農家になつている、こういう形であります。

敞田省三

1949-06-08 第5回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第1号

いわゆる轉落農家と言います小さい農家は勿論この場合に入りませんが、非常に優秀であつて地方農業協同組合農家が三十万円から百万円ぐらい預金しているのが相当にあります。それで今主税局長がおつしやつたところの都市に経済が還つて來ておるというような見方は、私の見方では依然としてまだ農村の優秀な農家経済が流れて行つているというような状態であります。

小川友三

1949-05-30 第5回国会 参議院 本会議 第38号

而もこれらの法案の中には公務員の大量の首切り、農民に対する超過供出の強要、轉落農家に対する遅配欠配合理化農業資産相続に特例を設けて父家長制復活等、これは明らかに憲法第十四條、第二十五條、第二十七條等の違憲問題を含んでおつたものでありまして、(「問題外」と呼ぶ者あり)而もこれらの諸法案が決して日本再建に役立つものでないので、我々は憲法第十九條に保障されておる思想及び良心の自由に從つて行動したのであります

板野勝次

1949-05-28 第5回国会 参議院 本会議 第37号

即ち委員会における主なる質疑事項は、現行供出制度の欠陥に対する是正問題の外、政府公約違反とその責任、農産物の價格対策農村課税における不公正の防止対策、肥料、農機具、農藥等生産資材に関する需給調整対策農業資金融通対策農村向け衣料ゴム製品及び石油等配給問題、各種の報奬措置に関する問題、一部保有農家、即ち轉落農家に対する割当及び配給問題、耕作放棄防止対策、本年度の食糧需給対策等々でありまして

楠見義男

1949-05-28 第5回国会 参議院 本会議 第37号

一昨年は、主食生産農家戸数五百五十四万八千戸の五割九分、三百三十七万余戸が主食配給を受けなければならぬ不完全農家でありましたが、民自党政府の露骨な食糧外國依存日本農民に対する徹底的な收奪政策の結果、最近轉落農家が急速に増加し、四百五十万乃至五百万戸に達するものと見られるに至つたのであります。これは民自党政府行政措置としてやつた超過供出強行の結果であります。

板野勝次

1949-05-26 第5回国会 参議院 本会議 第35号

第一三五 蚕糸業振興に関する請願(二件)(委員長報告)  第一三六 農業協同組合活動適正化に関する請願委員長報告)  第一三七 主要食糧供出関係経費全額國庫補助に関する請願委員長報告)  第一三八 北見種畜牧場施設拂下げに関する請願委員長報告)  第一三九 水害耕地復旧事業費等國庫補助に関する請願委員長報告)  第一四〇 獸医師法案附則第六項修正に関する請願委員長報告)  第一四一 轉落農家

会議録情報

1949-05-25 第5回国会 参議院 本会議 第34号

第一三五 蚕糸業振興に関する請願(二件)(委員長報告)  第一三六 農業協同組合活動適正化に関する請願委員長報告)  第一三七 主要食糧供出関係経費全額國庫補助に関する請願委員長報告)  第一三八 北見種畜牧場施設拂下げに関する請願委員長報告)  第一三九 水害耕地復旧事業費等國庫補助に関する請願委員長報告)  第一四〇 獣医師法案附則第六項修正に関する請願委員長報告)  第一四一 轉落農家

会議録情報

1949-05-24 第5回国会 衆議院 農林委員会 第31号

竹村委員 それでは轉落農家に対するところのそういう悲劇原因は、全部とは言われなかつたがおおむね末端におけるところ割当の不円滑にある。こういうふうに聞いたのですが、しからば末端におきましてこれを正確にやり得る、たとえばこの管理法に示めされておるように、町村長割当をする、これに対して実際できていなかつた場合に、これは異議申立てのできることになつている。

竹村奈良一

1949-05-24 第5回国会 衆議院 農林委員会 第31号

これは実例を申し上げれば山ほどあるのでございますけれども、たとえば今全國的に問題になつておるいわゆる轉落農家に対する還元配給の問題、あるいは一部保有農家に対するところ飯米問題、これは全國的な問題になつておるということは御承知の通りだと思いますが、この全國的な問題になる原因というものが、そういうふうに机の上でお考えなつた、大体古い統計による想定に基く事前割当なるがゆえに、そういう悲劇があると私は見

竹村奈良一

1949-05-24 第5回国会 衆議院 農林委員会 第31号

安孫子政府委員 でたらめな数字に基いて農業計画を立てておるから、現在のような轉落農家悲劇が生れるのであるという御所論のようでございますが、過去の統計というものが、先ほど政務次官もお話がございましたように、私は全然でたらめのものであるとは考えておりません。これはやはり一つの合理的な根拠を持つておるものであると考えております。

安孫子藤吉

1949-05-24 第5回国会 参議院 本会議 第33号

第一三五 蚕糸業振興に関する請願(二件)(委員長報告)  第一三六 農業協同組合活動適正化に関する請願委員長報告)  第一三七 主要食糧供出関係経費全額國庫補助に関する請願委員長報告)  第一三八 北見種畜牧場施設拂下げに関する請願委員長報告)  第一三九 水害耕地復旧事業費等國庫補助に関する請願委員長報告)  第一四〇 獸医師法案附則第六項修正に関する請願 (委員長報告)  第一四一 轉落農家

会議録情報

1949-05-23 第5回国会 参議院 農林委員会 第26号

これは皆さんが辛抱して聽いて頂け得るでありましようけれども、このような超過供出を強制し、税金の面におきましても、農業用の再生産資材の面におきましても、あらゆる面において農民を奴隸の境地の下に置き、轉落農家に対しては遅配欠配によつて、そうして餓死状態に放任して置いて、そうして農村が荒廃に委せられて、これを実際に受ける農民は、あの参議院の同胞引揚委員会におきまして取上げられました、その取上げた事のよし

板野勝次

1949-05-23 第5回国会 参議院 農林委員会 第26号

そのために轉落農家或いは赤字、裸等供出をさせられたところ農家は、非常に米の配給を拒まれて困るという事態を惹き起すのであります。  それから私が第二番目において問題にいたしますのは罰則の問題でありますが、公團などの役職員が犯罪を侵した場合、相当嚴罰にされるということは、これは一應こういう統制團体でもあり、役人でありますから当然であります。

池田恒雄

1949-05-23 第5回国会 参議院 農林委員会 第26号

同時に又轉落農家におきましても、今日は裸供出等におきましても米もなかなか買いにくいという状態が起きて來ております。農林大臣農村には、轉落農家は轉落しても農村には芋ができるときには芋もあるし、いろいろ農村には食糧がある、こうおつしやつています。成る程農村には食糧はあるかも知れないけれども、よその家に入つて行つて芋を取つて來て食いますと、これは窃盗罪に問われるのであります。

板野勝次

1949-05-22 第5回国会 参議院 農林委員会 第25号

それは農林大臣配給計画を毎月建てそれによつて縣知事市町村長に指示すると書いてありますけれども、先程板野委員が質問されたように、轉落農家には本当に配給になつていない、而も轉落農家というのは供出の際なんかには殆んど外から借りて出している、それが配給にならない、借りるところもないということになればこれは死ぬ外はない、そういつた場合に間違つた農林大臣の指示に対しては、どういうふうな一体救済方法ができるのか

大畠農夫雄

1949-05-21 第5回国会 衆議院 本会議 第35号

還元配給とか、あるいは轉落農家保有米わくも、この食管法によつては、一度きめたならば、もうそのわくはそのまま固定してしまう、このような時代になつて末端食糧状況はどうかと言えば、今年度の最近の状況では、町村までおりた事前割当農家までは行かない。なぜかと言えば、でたらめな割当だから持つていけない。

木村榮

1949-05-20 第5回国会 衆議院 本会議 第34号

すなわち、一般消費者食糧加配を受ける労務者農家であつて年間食糧を保有せず、食糧配給を受けるもの、この数、また農家保有米算出根拠たるその年齢別人口計算等々、まつた整備されておらないのでありまして、この結果は中央地方数字食い違いとなり、計画と実施に齟齬を來し、遅配欠配を生じ、特に轉落農家飯米配給不足欠配を來し、この誤算の犠牲が農民にかぶせられていることは、ただいま各地において目のあたりに

八百板正

1949-05-20 第5回国会 衆議院 本会議 第34号

法案につきましては、去る十六、十七の両日にわたり質疑を行いましたとところ民自党坂本、河野、淵、坂田、遠藤各委員民主党寺島委員社会党井上委員共産党深澤竹村委員、新政治協議会吉川、寺崎両委員より、食糧供出割当補正については適正になさるべきこと、轉落農家に対する食糧配給円滑化をはかり、特に生産意欲減退防止措置をとるべきこと、さらにまた現下の食糧事情にかんがみまして強力な増産対策の推進をなすべきこと

小笠原八十美

1949-05-20 第5回国会 衆議院 本会議 第34号

そこに轉落農家飯米問題が、毎年端境期を機といたしまして全國的に大問題になるのであります。さらに農繁期の農民に対する加配米の問題でありまするがこれも非常にきゆうくつ状態になるということでございます。  かように、このたびの改正によりまして、一般消費者完全保有農家飯米問題、轉落農家飯米問題、農家労務加配問題等が非常に縮減せられる結果になるということをわれわれは憂うるのであります。

深澤義守

1949-05-19 第5回国会 衆議院 農林委員会 第26号

これに対しまして、政府は決定した数量をみだりにふやさないということになりまするならば、さなきだに轉落農家飯米の問題が今金國的に大問題になりつつある状態に対しまして、非常に大きな打撃を與えるものであるということをわれわれは憂えるのであります。  こういうような立場から、このたびの改正の問題に対しましては、断じて賛成することができない。

深澤義守

1949-05-19 第5回国会 衆議院 農林委員会 第26号

しかしながら、今日の実際の配給実情を見ますると、配給計画の策定にあたりまして、必ず基礎的な問題となりまする消費者人口、つまり一般消費者労務者轉落農家数等を正確に把握することが必要なのでありまして、この点につきましては、われわれはより以上政府の努力を要請しなければならないと思うのでありますが、かような際に、たまたま連合軍司令部から、三月二日付をもちまして、主要食糧配給制度強化に関する件という

坂本實

1949-05-17 第5回国会 衆議院 農林委員会 第24号

その開きを無視いたしまして、農林大臣が天くだり的に地方わくを決定いたしまして、原則的にはそれ以上をふやすことができないのであるということになつてしまうと、轉落農家飯米の問題、裸供出完全農家に対する還元米のごときは、非常にきゆうくつになりまして、おそらく農民の間から相当大きな問題が起つて來ると思うのであります。

深澤義守

1949-05-17 第5回国会 衆議院 農林委員会 第24号

昨日この配給の問題について、いろいろ質疑をやつたのでありますけれども、ここに端的に現われておりますのは、今日還元配給するについての台帳等が、ある程度轉落農家一部農家に対しては不整備であるがゆえに、縣と農林当局との意見が食い違う。その結論といたしましては、結局町村においてそういう整備が非常にできにくいということになつたのであります。

竹村奈良一

1949-05-17 第5回国会 衆議院 農林委員会 第24号

ところ人口移動等についても縣側の統計食違いがある、あるいは轉落農家その他の見方、あるいは保有数字見方等についても、いろいろ計算齟齬が出て來る。こうした場合にその間の実体をつかみまして、一定の根拠をもつた形において両者が理論的にも満足し、理解し得るという形において話をつけておるのでありまして、単なる取引ではございませんので、その点は御了承願いたいと存じます。

安孫子藤吉

1949-05-16 第5回国会 衆議院 農林委員会 第23号

坂本(實)委員 この根本問題につきましては、多くの議論もあると思いまするが、一應この程度にいたしまして、さらに具体的な問題でありますが、配給対象になりまする消費者、あるいは労務者あるいは轉落農家といつた問題についてでありますが、ことに私はこの際轉落農家の問題について、ひとつ十分政府の御意見を承つておきたいと思うのであります。

坂本實

1949-05-16 第5回国会 衆議院 農林委員会 第23号

安孫子政府委員 轉落農家につきましては、私どもとしましては、計算上はつきりした数字を出しておるのであります。しかしながら、縣が申されるものと相当大きい食い違いがあるのであります。われわれがいろいろモデルをもちまして、この轉落農家並びに自己保有農家の数を計算しましても、なかなかこれが縣の方と話合いがつかぬ数字になつておる。縣の方は実情を主として申されて來ます。その間大きな食い違いがある。

安孫子藤吉